2018Osteopathic International Alliance in Dubai速報

  • 2018-09-30

    ドバイで行われたOIA(Osteopathic International Alliance)会議の速報

    JOF代表として国際部の江熊省吾先生がOIA会議に参加していてドバイから速報が送られてきました。

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    オープンマイク:希望者が壇上に立ち、各国の状況の変化等を報告した。合計7,8人がスピーチをしたが、この場で手を挙げ日本代表として以下を提した。

    A.T.スティルが言ったように“オステオパシー科学は他の真実と同様、人類の益となる為にやってきた”ものであり、地球上でできるだけ多くの人々の健康回復・維持に貢献すべきである。
    その為には政府による認証ならびに法制化が必須であり、まだ政府による認証や法制化が達成されていない国々をサポートするのは国際団体としてのOIAの役割の一つであるはずである。
    これまでもこの課題については議論されてきたと思うが、今公式のプログラムとしてスタートさせるべきである。
    その為にはまず以下の情報を集める必要があろう。

    ・オステオパシーがナショナルヘルスで役割を果たすべき理由。
    ・すでに法制化されている国々の法制化への過程の歴史。
    ・オステオパシーの有効性や効率性に関するエビデンス
    ・まだ法制化されていない国々が直面している問題や課題
    上記に関する情報を集め、どのような戦略が可能か議論する。戦略が決まった後にはOIAが各国と連携し法制化への具体的な働きかけを行う。
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    主要なボードメンバー国で動かされているイメージのあるOIAに、法制化を目指すOIA準会員である日本からこのような提案が行えたことは、日本の存在のアピールと、これから法制化を目指す国々との連携にも大きな役割を果たす提案であったと思われる。
    公式プログラムとして作り上げていくならば、今後日本もボードメンバー入を目指し中心となって動かしていく必要もあるのかもしれない。

    会議の資料などはOIAのサイトで確認出来ます
    https://oialliance.org/events/agms/