2025.4.21-22 大学院のオステオパシー産科コース国際セミナー

大学院のオステオパシー産科コース国際セミナー
講師:Dr. Stephen E Sandler PhD DO
通訳:中野 史朗
2025年4月21日(月)~4月22日(火) 2日間
会場:ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシー 1階教室

コース内容

<妊娠中の患者さんの妊娠をより良くする方法!>

妊娠中の母体生理学の概要と変化

・酸素供給と二酸化炭素拡散
・換気の変化
・赤血球数の変化
・循環の変化
・心臓の変化 解剖学と生理学

妊娠中の治療技術

・頸椎
・胸椎
・肋骨
・横隔膜
・縦隔

これらすべてに、頭蓋、構造、筋膜、軟部組織へのアプローチが含まれる。そのため、受講生はコース前にこれらのテクニックに関する知識を準備しておく必要がある。

  横隔膜下

  • 体重増加
  • 体液と電解質のバランス
  • 栄養バランス
  • 防御と老廃物処理
  • 体温調節

  横隔膜下で行われる妊娠中の治療技術

  • 腹腔内の動員
  • 古典的治療法の問題点
  • 拡大する子宮と胎児の体積
  • 横隔膜下の治療に用いられる内臓メトロマップ
  • 妊娠中の肝臓
  • 妊娠中の胃
  • 胃食道とオステオパシー治療へのアプローチ(ロンドンの妊婦クリニックで開発された新しいテクニックを含む
  • 妊娠中の大腸と便秘
  • 内臓「スラスト」テクニックと癒着
  • 機能的テクニックと盲腸
  • 腎臓と妊娠
  • メタメリック・セグメンテーションと構造的テクニック、特にT/Lジャンクションと腰椎について

    骨盤の変化
  • 生殖器と乳房の変化
  • 妊娠患者の評価
  • 妊娠中の椎間板痛、ファセット痛、SIJ痛の鑑別診断
  • 立位検査と妊娠中の姿勢変化
  • 妊娠中の骨盤に対する治療テクニック。
  • 恥骨痛
  • SIJ症候群とテクニック、骨盤リング
  • 骨盤の内臓モビリゼーション
  • 周産期のトラウマと治癒
    o 会陰部の外傷に関する事実
    o 産後の骨盤底の変化
    o 膣の瘢痕化または裂傷
    o 裂くか裂かないか:会陰切開の役割
    o 尿失禁と肛門失禁
    o 骨盤底脱
  • オステオパスの役割
    ・頭蓋仙骨テクニック
    ・機能的テクニック
    ・裂傷を予防するために、自分でできる、あるいはパートナーに手伝ってもらう会陰マッサージのテクニック
    ・尾骨

過去JOAではDr. Stephen E Sandler PhD DOによる妊産婦の治療国際セミナーを1998年に開催しています。

講師

Dr. Stephen E Sandler PhD DO
(英国の産科スペシャリストのオステオパス)

セミナー要項

日時:2025年4月21日(月)~22日(火) 2日間 9:30-18:30 (9:00より受付開始)

会場:ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシー 1階教室
167-0053 東京都杉並区西荻南2-26-2 地図
★会場は土足厳禁です。スリッパ等、室内履きのご持参をお願い致します。
★校舎敷地内は禁煙です。なお住宅街でもあるため近隣での喫煙もご遠慮下さい。

◆講義中、携帯電話は、電源オフまたはマナーモード(音なし)にしていただきますようお願いいたします。

定員:16名

持ち物:筆記用具、フェイスタオル、スリッパ等室内履き (会場土足厳禁)
※動きやすい服装でお越しください。会場に着替える場所もございます。

参加資格:医療系国家資格保有者、JCO卒業生、JCO在学生

参加費用(税込)

JOA会員82,500円
JOA会員MRO(J)保持者77,000円
JCO卒業生99,000円
JCO在学生 ※単科生除く66,000円
JOF各団体会員93,500円
JOF所属団体会員MRO(J)保持者88,000円
JOMA会員99,000円
一般(MD・医療系免許保持者・Osteopaths qualified in statutory regulated countries )110,000円

※一旦納入された参加費はセミナーの中止などの特別な場合を除き、お返しいたしかねますのでご了承下さい。

申込締切日:2025年4月7日(月)

受講料支払期日:2025年4月14日(月)

MRO(J)カウント:16時間×2倍=32時間(国際セミナー)

※カメラ・ビデオカメラ等の撮影機に類するものの持ち込みは禁止です。録音は結構です。
※後日の資料集配布はありません。