2023.05~2024.01 直接法 脊柱骨盤編セミナー

直接法はオステオパシーの最も基礎となるテクニックです。

アメリカ、イギリス、日本と主要な直接法のオステオパスのテクニックを見てきた中からの選りすぐったテクニックです。

一般的に行われている、全体をロックさせての長梃を使ったスラストと、さらに一歩進んで、イギリスのハートマンDOの行っているマルチプルコンポーネントの導入による、可動域限界よりもっと手前でバリアの構築する安全性の高いスラストの方を重要視して学びます。

可動域限界でのテクニックではない為、クライアントも楽な状態であり、またその上下の関節にも負荷がかからないことにより、安全でリスクの少ない1分節でのスラストです。

スラストが苦手な方にも、日本で行われてきた揺動やアーティキュレーションも学びます。

神経線維へのストレッチ及びマニピュレーション、筋膜へのアプローチなど直接的なアプローチを臨床的な観点から学びます。

最終抵抗をきっちり見極める可動性検査に加え、より手前での抵抗を感じる体性知覚の可動性検査との使い分けや、ボディドロップ時の術者の体軸の作り方なども指導し、腸骨・仙骨の複雑な動きやフライエットの法則なども講義いたします。

ただ制限のある方向にHVLAを行うのではなく、METの考え方も取り入れて何故?何が?と評価した上でHVLAを行うことを学びます。

■講師:小嶋 智, MRO(J)

テキスト:プリント配布

■全8回シリーズ(第2日曜日 9:30-16:30)

第1回→済2023年05月14日腸骨 触診・可動検査・病変
第2回→済2023年06月11日恥骨 仙骨 触診・可動検査・病変
第3回→済2023年07月09日尾骨・腰椎 可動性検査
第4回→済2023年09月10日腰椎バリアテクニック (ヘルニア・狭窄・神経ストレッチ)
第5回→済2023年10月08日胸椎 
第6回→済2023年11月12日上部胸椎・肋骨
第7回→済2023年12月10日肋骨スラスト 頸椎
第8回→済2024年01月14日バリアテクニック復習 頸椎 (上部頸椎)

■定員:11名 ※事前申込が必要です※

セミナー会場:ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシー
167-0053 東京都杉並区西荻南2-26-2 地図
★会場は土足厳禁です。スリッパ等、室内履きのご持参をお願い致します。
★校舎敷地内は禁煙です。なお住宅街でもあるため近隣での喫煙もご遠慮下さい。

◆講義中、携帯電話は、電源オフまたはマナーモード(音なし)にしていただきますようお願いいたします。