2022.04-2023.02 ミッチェル筋肉エネルギー 脊椎胸郭編セミナー

ミッチェル筋肉エネルギー 脊椎胸郭編セミナー

日本オステオパシー学会では、筋肉エネルギーテクニックを創始したミッチェルインスティチュートの筋肉エネルギーテクニックをKai Mitchell先生のよる国際セミナーを2014年から開催してきました。
またThe Muscle Energy Manualの書籍の翻訳出版も完成も近づき、過去4回の国際セミナーの内容や、書籍から本来の筋肉エネルギーの詳細が分かってきました。今回のセミナーはこのミッチェルの筋肉エネルギー(MMET)を講義いたします。

オステオパシーではクライアントの制限を開放する方法がいくつも開発されています。スラストのようにクライアントのバリヤーを突破する原動力を術者が与える方法もあれば、間接法のようにバリアから離れるように身体をもってゆくことでクライアント自身の身体の矯正力を活性化する方法もあります。

筋肉エネルギーテクニックは、クライアントの体を精密にバリアに対してコントロールした状態で、クライアント自身に軽い力を入れてもらうことによってバリアを開放させます。つまりクライアント自身の筋収縮を矯正の原動力として用いるテクニックで、外的刺激ではなく自分自信での統合も含まれています。

診断や治療がとても理論的であるというだけでなく、制限を生んでいる関節と筋肉、筋膜そしてそれらにかかわる神経系など体性機能系全般に働きかけることができ、とても包括的なアプローチで脳と筋の再教育と言って良いでしょう。またクライアンとにも術者にも無理をかけないという優れた特徴をもっています。

従来教えられてきた筋肉エネルギーテクニックは、ストレッチの様であったり、バリアに追い込んだ状態からの筋収縮でしたが、ミッチェル筋肉エネルギーのスタートポジションは中立位のポジションで、周りの組織の弛緩したポジションにて関節を動かしやすい状況からのスタートであり、このスタートポジションこそとても重要なポイントにもなっています。

筋肉エネルギーマニュアルの書籍に関する事や、
ミッチェルMETの情報は筋肉エネルギーマニュアルのTwiiter を御覧ください。
https://twitter.com/mitchell_met_JP

■講師:小嶋 智 MRO(J)

■全10回シリーズ(第4日曜日 9:30-16:30)

■テキスト:

■テキスト:
筋肉エネルギーマニュアル 1巻
筋肉エネルギーマニュアル 2巻
プリントも配布

定員:10名→11名 ※事前申込が必要です※

セミナー会場:ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシー
167-0053 東京都杉並区西荻南2-26-2 地図

★会場は土足厳禁です。スリッパ等、室内履きのご持参をお願い致します。
★校舎敷地内は禁煙です。学校周辺に喫煙スペースはありません。
尚、住宅街でもあるため、コインパーキング等、近隣での喫煙もご遠慮下さい。

◆講義中、携帯電話は電源オフまたはマナーモード(音なし)にしていただきますようお願いいたします。

第1回→済2022年04月24日原理・概念・フライエットの法則(NSR・FRS・ERS)・診断システム
第2回→済2022年05月22日10ステップスクリーニング 歩行観察 バリアコンセプト
第3回→済2022年06月26日ステップ8の続き~・OA解剖と生理 頭部うなずきテスト 平行移動テスト 大きな制限と小さな制限 斜方平行移動テスト 回旋位垂直平行移動テスト 眼頚反射 ガイマンスの呼吸における側屈筋の緊張 ESR FSR
第4回→済2022年07月24日OA復習 AA解剖と生理 AA回旋テスト 座位での回旋テスト 側屈位での回旋テスト ESR  FSR
第5回→済2022年08月28日OA/AA復習 典型的頚椎C2~C7生理学 急性斜頭の施術
 仰臥位平行移動テスト  ERS  FRS
第6回→済2022年09月25日仰臥位テクニック・ターバン・テクニックERS・頚長筋テクニックFRS・頚部能動呼吸テクニックART
第7回→済2022年10月23日体幹のランドマーク 胸椎3つの法則 胸骨・縦隔 肋骨 鍵となる肋骨 呼気/吸気制限
第8回→済2022年11月27日肋骨 構造的肋骨 ART
第9回→済2023年01月22日肋骨骨内ストレイン・肋軟骨機能的分離・胸椎分節機能障害 上部胸椎 坐位ターバン・テクニック・修正頚長筋テクニック
第10回→済2023年02月26日下部胸椎・腰椎の評価と分節運動 ERS 50ステップ /FRS 500ステップ・499ステップ NSR/FRS/ERS側臥位