オステオパシーにはさまざまなテクニックがあります。クライアントの症状にあわせて最善のテクニックを選択し、施術を行います。
動きの減少している関節に動きを直接的につけ正常な位置へ持っていくやり方で矯正は高速なスラストや揺動、牽引があります。
動きやすい方に動かして自然治癒力を誘う方法です。無痛で慢性痛の時に良い効果があります。 日本独自の誇張法も含まれます。
アメリカのオステオパシー医ローレンス・H・ジョーンズD.O.によって発表された間接法のテクニックのひとつです。圧痛点に対してクライアントが最も楽で安らぐ姿勢を探し、拘縮した筋肉をさらに縮めることによって回復を促します。JOAのストレイン/カウンターストレインは、ゲーリングD.O.がジョーンズD.O.の遺志を引き継いで新たに開発されたリンパ・血管・内臓領域のへのアプローチも含まれます。 2018年JOAのストレイン&カウンターストレイン部門として、ジョーンズ・ストレイン/カウンターストレインアカデミー・ジャパン発足。 JOAの国内セミナー及びJCOの講義においても、ゲーリングD.O.監修公認の元指導を行っています。 国際セミナーでは米国同様の、レベル認定試験も行っています。 「カウンターストレインは(有)ジャパン・オステオパシック・サプライの登録商標です。(登録第4284305号)」
クライアントの協力により筋肉収縮を使い筋肉と関節の可動域を改善を目指します。ハードな高速スラストを好まないクライアントのための直接法のテクニックです。JOAではこのテクニックの発案者であるミッチェルファミリーとのつながりにより、オシレーション・ART・骨内ストレインなどのより臨床的な情報も含まれます。
内臓には固有の自動力と肺呼吸による可動力があります。内臓は結合楚姫(筋膜)でつながり臓器同士影響しあい実際の原因とは違ったところで症状が出ると考え、筋膜や間膜の緊張を取り除くことにより本来臓器のもつ自動力を回復することで健康を取り戻したり、健康を増進します。従来の手技療法では脊柱を介して神経圧迫を取り除いて行っていましたが臓器を直接アプローチする事で回復をより早くサポートする事が可能になります。
神経は脳脊髄液の循環によって活性化されています。脳脊髄液は神経の新陳代謝やホルモンの運搬に重要な役割を果たしているので頭蓋に無理な力や緊張が起こるとズレるのを防ぐために靱帯が堅くなり脳の膨張と共に頭蓋骨の縫合が開けなくなり脳を圧迫し脳神経の神経支配領域に異常が現れます。頭蓋骨から仙骨までの隔膜や硬膜を介して脳脊髄液の流れを改善し体全体の健康回復を促します。又頭蓋オステオパシーでは細胞には記憶があり事故や体の故障が精神的問題と重なり細胞の記憶として体の中にしまい込まれその代償として体に痛みを出すということから、オステオパシー的アプローチにより体性機能障害だけでなく感情トラウマも解放する施術も行います。 「クレニオは(有)ジャパン・オステオパシック・サプライの登録商標です。(登録第4284304号)」
アメリカの救急医療センターにて考案された新しいテクニックです。筋肉や他の軟組織の状態を解剖学的に6種類の問題に分け、痛みの場所のボディランゲージで特定し、手指で引いたり押したりする強圧と高速のスラストで組織を元の状態へと改善を目指します。足首捻挫、腰痛、膝、肘の痛み、腎仙痛、手足のしびれ、脳血管障害のリハビリ、先天的な運動機能疾患等に素晴らしい結果が出ていて、スポーツ傷害などは1回の施術でその後すぐスポーツを行うことが可能です。このテクニックの創始者は心筋梗塞を内視鏡レーザーによる予防研究に尽力されていて将来数分で心筋梗塞を取り除くことが実現すると医学界において脚光を浴びることでしょう。
深層、浅層のリンパの流れをリンパの流れに沿って素肌に行うアプローチ法です。リンパ系は、人体の第二の循環系統でありすべての体液を統合する重要な機能を持ちます。浮腫がおきると隣接する血管や神経系の組織を圧迫しそれらの機能を減退させるだけでなく、組織のpHバランスの変化をもたらし炎症を促してしまいます。施術は、リンパ液の流れを制限する障害を取り除くテクニックと、リンアペキの流れを促進し増進するテクニックの2つに大別されます。また、現在ストレイン&カウンターストレインでもリンパに対するアプローチが開発され脚光をあびています。
治療方法それ自体を文献に残すことを好まなかったA.T.スティルだが、残された動画資料から氏が用いたと考えられるテクニックを再発見、再研究して導き出した手法。呈しているボジションで障害のある関節を特定し、そのボジションをわずかに誇張する。次にその組織の連結部に制限のある面に対し直角に軸圧を加え、バリアが存在していた領域に向かって通過するような穏やかな低速の運動を加えることで調節する。これによって、その部分が異常な位置に保っていた組織を自由化させることができます。
間接法テクニックのひとつで、組織の緊張亢進を減少させたり関節の可動域に関わる深部筋肉に作用させることを目的に行います。この技法を用いる際は、まず体性機能障害がある部位の関節面圧迫を取り除くために自然な体位をとることが必要となります。促通力(圧縮と捻転、あるいはどちらかその一方)を加えて、維持し、リポジショニングすることで筋紡錘のガンマループは正常化されそれによって紡錘外筋線維が伸長して正常な弛緩状態に戻ることが可能になります。
A.T.スティルによって創設されたオステオパシーを生理学的に深めたJ.M.リトルジョンがイギリスに伝え発展させた治療哲学です。神経系に対して生理学的な反応が起こるような繊細かつ正確で確実なマニピュレーションを、解剖学、生理学、病理学などの医学的基礎知識だけでなくオステオパシーの原則、構造力学、応用解剖学などの知識も踏まえたうえで、身体全身に向けて心地よいリズムで繰り返し行います。矯正ではなく全身調整を行うことにより、身体の構造の統合を可能にし機能回復を促進します。
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