JOA Journal No41
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MMET国際セミナー報告 東京の水道橋周辺の雨は長く降ってはいましたが、正直台風の影響はあまりなかった感じで、水道橋駅横の神田川もそれほど増水してる感じではありませんでした。 (カイ先生を交えた帰宅難民組のディカッション) セミナー3日目より四肢のセクションに入り、短縮した筋を作ってしまうのは抑制(弱化)した筋の二次的な問題ででる!との理論。過去METは短縮した筋にたいして収縮後リラックスのシステムを使って緊張した筋を脳との再教育を使って緩めてきたのに、全く逆の理論です。 抑制された筋を探し、その筋に対して的確にコントロールされたアイソリティックな収縮を使い、抑制筋をアクティベートするアプローチで、抑制された筋は、張りがなく凹んだような状態で、何故か疼痛があることが多いです。 緊張に対しての抑制は拮抗筋であったり、同一の筋の別の繊維であったり、離れたところでであったりと様々、触診能力と関連性を理解する必要はあります。またその筋線維のみにどうやったら的確に収縮をかけられるのかのノウハウも必要です。この辺はケンダルの書籍がとても参考になると思います。 結果が術者とクライアント双方にはっきりと認識できるのでとても面白く、クライアント側からは、なんだか老人のリハビリみたいだねと印象を伝えてくることも多いです。ですがその結果の違いには驚くことでしょう。 なぜこの抑制されたポイントにも疼痛があるのかをカイ先生に質問してみましたが、脳はその筋が抑制された状態であることを理解していて、脳からのなんだかの刺激で疼痛が起きてるのかもしれないといった回答でしたがまだ詳細はわかっていないようです。明らかに筋を触診しているとは思うのですが、筋自体が痛みをだすというよりは筋膜なのかもしれません。 また今まで脊柱に関して、短縮した筋にアプローチしてきているが、この理論から考えると脊柱の6筋の緊張も抑制の二次的影響ではないのか?と質問もしてみました。 カイ先生からの回答は確かにそれは考えられるが、今まで行ってきたアプローチも結果が出ているので間違ってはいないので自身をもってアプローチして欲しい、脊柱だと抑制されたコアマッスルの触診などもできない事もあるのだが、今後新しい技術が開発される可能性はあると思うとの回答でした。研究熱心なカイ先生なら開発していくことでしょう。 テンダーポイント・トリガーポイント・抑制ポイント・チャップマン反射(JSCSの内臓のテンダーポイントを含む)・JSCSリンパのテンダーポイントと圧痛がどれに分類されるのか、詳細な知識と理解のもとでテクニックを選択する必要があるのかもしれません。オステオパスはオールランダーでなくてはならないと思います、そしてテクニックの選択を決めるのは術者ではなくSDであると思っています。 私自身この下肢への抑制へのテクニック(セミナーの進行の関係で上肢までは行なえませんでした)を使うようになり、今まで苦労していた問題が簡単に弛緩するようになり、良く使うテクニックになりました。下肢にも従来のMETのテクニックもあるのですが両方行ってみると抑制へアプローチしたほうが結果は良いのです。順番としては抑制にアプローチすることが先との事でした。

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