ゲーリングD.O.のAAOジャーナル掲載論文紹介 しかし翌年にかけて右股関節痛は徐々に悪化し、同様の疼痛が左股関節にも表れたが、左股関節痛の重症度は右股関節のそれと同じ強さには達しなかった。 彼は時々、階段を昇るのに痛みなしに十分に股関節を曲げることができず、痛みを最小限 に抑えるために朝はゆっくりとベッドから起きなければならなかったと述べている。 股関節痛の発症から2年後の2017年9月、彼は両側性股関節痛により、30分プレーすると、中断してストレッチをしなければならなくなった。 最終的には 医学部に通っている間、30分以上クラスで座ることができていたことに気付き、学校のOMM 部門に助言を求めた。 初回の提示: 症状についての非公式な討議の後、患者は股関節痛の潜在的な原因を調査するためにオステオパシー的構造検査を受け、徹底的な病歴聴取が行われた。 患者は、NSAIDS、アセトアミノフェン、その他の疼痛関連薬剤を含む自己治療または自己服薬を否定した。 理学療法セッションを除いて、患者はこの問題のために他の医学的な手当は求めなかった。彼は股関節痛の発症前に、低速で追突されるという軽い自動車事故に遭っており、その事故の後は医師の診察を受けなかった。 他の外傷歴や医療処置は報告されなかった。 身体的およびオステオパシー的な構造検査: 患者は学期の初め(2017年9月)には、両側の股関節痛のために階段を上ることは痛みを伴うと述べた。 身体検査所見では、股関節をまたぐ能動的および受動的運動範囲、および運動力に両側性の低下が示された。 この症例における提示は、他の多くの股関節痛症例と同様、非特異的ではっきりしないため、患者にとってはしばしば時間も費用もかかり、高度な画像技術を使用せずに診断することは困難であった。 この症例では、反転頭における大腿直筋起始(RFO) 損傷の診断は、Jones Strain-CounterStrain(JSCS)の使用によって支持されることができた。 オステオパシー手技医学(OMM) の構造検査をした後、前側胸部と股関節に複数の両側性圧痛点を有していることが認められた。※前側胸椎 10(AT10)、近位腰筋(PP、以前の腹部腰椎2番)、腸骨筋、および大腿直筋反転頭 (RHRF) 身体検査所見では、右大腿直筋の極小の萎縮が示された。 能動的および受動的可動域(ROM)は、両側の股関節の顕著な屈曲および外旋において減少し、右側の股関節は屈曲において痛みのために著しくROM は減少していた。 より罹患している右脚の筋力は、いくらかは誘発された疼痛のために、屈曲および外旋において減少したが、下肢の深部腱反射は正常であった。 さらにオステオパシー的構造検査を行ったところ、いくつかのJSCS圧痛点が触診に非常に敏感であることが判明した。※右腸骨筋(IL)、右AT10、右近位腰筋(PP)、右大腿直筋反転頭 (RHRF)、左 RHRF これらのすべての圧痛点のうち、患者は右RHRF圧痛点が最も圧痛があることを示した。RHRFの圧痛点は両側に存在していたが、右側は左側よりも触診に対してより圧痛を示した。 全体的に見て、臨床的印象は、両側の前部股関節痛は部分的には炎症とストレイン起こしてRHRF筋によって生じたというものであった。
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