ラグビーケア報告 私自身の感想だが、私のスポーツ歴は陸上競技とキックボクシングであるが、その二つとも競技特性上あまり固定のテーピング処置を行わないのと、集団競技ではないため、一度に何人もの選手に行うということがなかった。 今回、ラグビーというスポーツではあそこまでテーピングやキネシオテープを使うのだな、と感じた。 私がゲーム前に選手に行ったことは、軟部組織のケアである。 選手に疲労感や身体の状態を聞き、それに合わせ、ストレッチを中心に行った。 選手自身、大きな主訴があるわけではない。また筋肉を緩ませると筋出力が落ちるため、ゲーム直前のスタティックなストレッチの優先順位は低い。 筋の適度な疲労感や張り感があるほうがコンディションの良いタイプの選手の場合、ストレッチなどでそれが取れるのを嫌がる選手もいる。 であるため、セルフストレッチをしている選手へ声をかけるか、もしくは向こうから声をかけられた時に行うようにした。 一つ特徴的な例があった。 ギリギリに到着した選手が一人いた。 飛行機を乗り継いでようやく到着したと言う彼は、長時間のフライトで座りすぎたからか腰に違和感がある、と話す。 ほぼ時間の無い中で、ハムストリングスが引っ張っているのか、大腰筋が硬縮しているのか、胸椎や頸椎、上肢からの影響なのか、はたまた全く違うものが影響しているのか。 もしくは飛行機のことは全く見当違いなのか。 正直、彼の期待値も低かっただろう。傾聴と触診、可動テストを行い、大腰筋にあたりをつけて、軟部組織を行った。 問診検査治療で、おそらく2~3分程度だろうか。彼は立ち上がると、びっくりするくらい軽くなったと言い、とても喜んでくれた。 このことに関しては、私が学校教育を含めたオステオパスとしての経験に合わせ、フィジカルトレーナーとしての経験が少なからず活きて、うまくいったケースだろうと思う。 試合後には2名程度にストレッチをかけた。 さて、今回のこれらのことから私が思ったことは、「帯同するオステオパスやトレーナーといっても様々な分野がある」ということだ。
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