JOA Journal No39 2019.冬
16/27

2018年10月9日国際セミナーの前々日に JCO名誉顧問のゲーリングD.O.によるJCO特別SCS講義内容を、日本で受けられる唯一の講義で2018年度国際セミナーから継続して行われる SCS基礎編の前触れとも言える理論的な内容と 1, 世界中のオステオパシー医学における5つの主SCSは1950年代に発見され、1980年頃から注目講義が行われました。 この特別講義は現JCO学生とSCSインストラクター候補者にのみ行われた、少人数制の講義であり、アメリカのオステオパシー大学で行われるした。 私は前回行われた2016年10月5日の特別講義にも参加させていただきましたが、今回の講義では今後の国際セミナーで紹介されていくであろう 臨床的なSCS実技が紹介されました。 今回、理論としてゲーリングD.O.が話されていた内容の一部として、次のようなものがありました。 をあび、現在進行形で発展している、将来も有望な分野である。 JCO特別講義 JCO 29期 櫻井 雅明 要な臨床テクニックの内の1つにSCSは選ばれ、教育されている。 2, テクニックの使い方を知る事は重要だが、テク3, テンダーポイントはトリガーポイントの反対側特に今回はテンダーポイントの起こる生理学的機序と、症状別の構造と機能のつながり、体制内臓、内臓体制反射を意識した考え、交感神経支配領域を意識した症状へのアプローチなどについて話されていました。 例えば、腰背部の起立筋に疼痛を出している場合は、テンダーポイントによる過緊張を起こしているのは、前側の腸骨筋などの部分にある可能性があるといったものです。 このような理論的な話を聞いた中で、私が特に印象を受けたものは、テンダーポイントで何が起きているのか、という話でした。 まずテンダーポイントは ①姿勢や習慣性でゆっくりとできるもの ②急激に力が加わった時にできるもの があります。 ②に関しては例えば 前かがみの姿勢から重い物を急激に持ち上げた時に、後面の背部筋をストレッチで痛め疼痛がおきます。 こちらはトリガーポイント側です。 ニックの理論づけとなる構造と機能の理想的な状態への理解と説明ができることが重要だ。 に出る。 疼痛を起こしている筋の反対側にテンダーポイントがある。 JCO特別講義について

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る