JOA Journal No37 2018.冬
21/23

婦人科領域、産科領域における症例報告して腹腔内のバランスを整えるだけなので、実際、位置が治るかどうかは胎児の動き次第。しかるべきことをしたらあとは待つのみなのです。その所用時間は、胎児と神のみぞ知るという状況。ですので、逆子と知って30週の時に施術を行った時もいつもの通り待つだけでした。ところが、今回は結果が思うようにいかず、あとから聞いたら臍帯が2重に巻きついている状態を知り、私も未知の経験でしたので、内心「それは無理だ」と落胆していました。そういえば、臍帯が巻きついた状態の妊婦をケアするのも今回初めての経験でした。不本意ながらも臍帯が巻きついている状態を感じることは、報告されたあとも触診で違いを感じることはできませんでした。こればかりは私の経験の浅さと力不足なのでしょうが、熟練したオステオパスになると胎児の首に臍帯が巻きついていることまでわかるようになるのでしょうか…。そのような症例報告や論文があるのならばぜひぜひ読んでみたいところです。たら枕元にプレゼントではなく、素晴らしいニュースをメールで受けての起床となりました。華麗にウルトラCをきめてくれた赤ちゃん、さぞかしおてんば娘となることでしょう。将来が楽しみです!最高の笑顔をいただき、オステオパシーを学んで本当によかったと思います。これからも、婦人科領域、産科領域において、がんばる女性たちをお側で支えていけたら幸いです。日本ではなかなかこの領域の勉強や症例報告が少ないので、これからも臨床報告を蓄積して今後のために貢献していければと思います。興味ある方はぜひ一緒に勉強していきましょう。皆様の症例報告も知りたいです。よろしくお願い致します。12月25日に出産前の最後のケアの予定でいたが、25日夜半、陣痛開始。陣痛から3時間、破水からなんと2分(!)という超安産で自然分娩にて出産。臨月の胎児が自ら回転し正位置に向き直り、分娩時は臍帯はひと巻きになっていた状態だったそう。医師からは「超ミラクルです!」とのお言葉。お母様の後日談として、37週のオステオパシー施術の翌日、逆子が治った感じがしたそうです。私が勉強した逆子のための施術は、外から圧を加えて力学的に回旋を促すのではなく、子宮の正中線を意識臨月の胎児の逆子が自然に治り、臍帯の巻きつきも1巻き取れての自然分娩。クリスマスの早朝に、朝起きどんな状況でもオステオパシーはクライアント様のニーズに合わせて寄り添うことができる。感謝の言葉と

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る